2015.09.25 | FP赤井の生活マネー情報

水害の保険給付範囲は…?

相次ぐ大型台風や集中豪雨の被害を受け大手損害保険3グループの2016年3月期の風水害による保険金支払額が、9月15日までの見通しで、1000億円規模にのぼることがわかった。計1200億円程度と見込む通期計画に届く勢いだ。

関東や東北地方を中心に猛威をふるった台風18号に伴う集中豪雨の被害額は現在の見通しより上振れする可能性もある。

保険金の支払額は4年ぶりの高水準となりそうだ。

2015年9月15日日経新聞より


今年月に入って、各地で大雨の被害が報告されています。

被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

また秋雨の影響などでの二次災害にも、引き続き十分注意していただければと思います。

 

自宅が台風や大雨、川の氾濫によって被害を受けた場合、「火災保険」の給付対象になります。

いわゆる「水災」という項目です。

 

この水災補償ですが、実は全ての契約に付帯されているとは限りません。

基本補償の一つではあるのですが、取り外せることも可能なため、知らずと外して契約していることもあるのです。

 

「我が家はハザードマップでは安全だ」

「とにかく保険料を安く抑えたい」

 

といった理由で契約時に外したものの、すっかり失念してしまい、いざ被災したときに「使えない」ということもあり得ます。

「マンションの2階以上だ」といった物件でなければ、外す時は慎重に検討してからにしましょう。

 

ゲリラ豪雨により下水管が溢れ浸水…

山の中腹で地盤が緩み、地滑り…

なども、水災が外れていると出ません。

 

https://www.flickr.com/photos/dvids/

 

また水災を付けていても、すべての被害で補償を受けられるわけではないことも、注意しておきたいですね。

 

・床上浸水

・地盤から45センチを超える浸水

・損害割合が30%以上の場合

 

などの条件をいずれか満たした時に補償されるケースが一般的です。

床上浸水は分かりやすいですが、「地盤」とはどこでしょう?

 

これは「建物内部の床の一番下のレベル」。

つまり玄関のたたきや土間、もしくは地下室があれば地下の床の高さのことを言います。

 

火災保険に限らず、保険のパンフレットなどには「〇〇でも給付」「〇〇まで保障」と謳われていることが多いですが、

「どういう時には出ない」ということをしっかり覚えておきたいですね。

 気になった方は、代理店の担当者に確認してみてください。

 

 

 

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