2016.08.02 | FP赤井の生活マネー情報

賃貸契約の時のソレ、ほんとに火災保険??

自宅購入の時に加入する火災保険ですが、売買契約の流れで、
『不動産屋さん』や『銀行』からなんとなく加入してしまっている方は、
いざという時の給付漏れには注意しなければいけません。

 

さて購入時ではなく、住宅の賃貸契約の時にも損害保険に加入するのはほとんどの方が認識していると思います。
ただこの保険、不動産屋さんから詳しく説明を受けることってあまりない気がします…。
2年間で15000円~20000円くらいだと思いますが、使ったことのある方はどれだけいるでしょうか。

 

この保険をよく『火災保険』と言う方がいますが、厳密には違います。
正式には『借家人賠償責任保険』、通称シャッカバイと言われる賠償責任がメインの保険です。
借りた部屋で火事や水漏れ等を起こしたとき、大家さんに弁償を求められて払うための保険です。

 

一方で大家さんはその建物に自分でも火災保険をかけているので、ある意味二重に保障がかかっていることになります。
天災や放火など外的要因の災害には大家さんの火災保険。
賃貸人が起こしたような内的要因の場合は、火災保険の給付後、シャッカバイで賃借人に請求、というのが通例のようです。
そしてこのシャッカバイに、家財保険が付帯したものが賃貸契約の時の保険です。

 

この家財保険は、火事などのときに自分の家具や服などが損害を受けた時におりる保険なのですが、
どのくらいの家財を保障するのかは勝手に設定されていることがほとんどです。
独り暮らしなのに知らずに500万円の家財保険に入ってしまっている、という方もたくさんいます。

 

年間1万円程度かもしれませんが、積もり積もれば大金です。
『内容なんて全然聞かずにサインした』という方はぜひ証券を確認してみてください。
もし過剰な保障になっているのであれば、次の更新の時に不動産屋さんに『下げたい』と伝えましょう。
もし対応してくれないようであれば更新せず、自分でwebなどで「少額短期保険」と呼ばれる割安な保険を探すのも一手です。

 

大きなお金が動くときの、小さな浪費。
目を光らせることによって、大きな節約につなげたいですね。

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