2015.03.05 | FP赤井の生活マネー情報

軽を買うなら今月まで!?庶民の増税~自動車税アップ

今年1月から相続税が増税になり、富裕層を中心に大きなインパクトを与えました。

全国の課税対象者はいままで4%だったのが6%程度に増加すると予想され、
東京都内に限れば20%になるという専門家もいるほどです。

とはいえ相変わらず一般庶民には関係のない話…
と思っているところに、この4月から「庶民にこそ関係する増税」がスタートします。

 

それは軽自動車税。

普通自動車に比べてコストが安いと言われている軽自動車。
車両代やガソリン代も安いですが、自動車税も安いことで知られています。
なかなか好景気を体感できない時代、新車販売の40%を占めているのもうなずけます。
その自動車税が4月から増税になります

軽自動車税

 

自家用軽自動車を4月以降購入した場合、毎年7,200円だった自動車税が
10,800円になります。1.5倍ですね。

一方でエコカー減税の対象となる軽自動車は、車種が絞られますので
全体的にはやはり増税と言えそうです。

 

4,5万円かかる普通自動車に比べればまだ安いですが、
コスト安のメリットが薄れるのは避けられません。

今月のうちに買うと新車登録から13年間は7,200円なので、
一部では駆け込み需要も発生しているとか。

発泡酒や第3のビールもそうですが、消費者のコストカットを目指す企業努力に
乗っかる形での増税はやめてほしいものです…。

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